2008年07月02日

昭和のハイテク機!?

昭和のハイテク機は凄いよ!!。天気も良く、心もある意味晴々した水曜日。気分爽快に朝から畑でトラクター。そしてその後は、田んぼで草取りでもしようと思いつきました。思えば昨年は一瞬で体力の限界を感じて断念。
草取りするならハイテク機 というわけで、凄い機会を引っ張り出しました。

  昭和44年のハイテクマシンです。昭和の昔には、田の草取にはこれが一番です。実はこれ、昨年も引っ張り出したのですが、肝心のライダーがリタイヤしてしまいました。で、今年こそこのマシンを乗りこなす為に、ライダーもトレーニングを積んで出走です。天気は晴れて気温は上がります。意気揚々と田んぼの中にコースインしたまでは良かったのですが、この後が予想の反して?マシンが走ってくれません。セッティングも変えてみたのですが、イマイチうまくいかない。やはり、ライダーの技量が足りないのでしょうか? 話が意味不明ではありますが、とにかく疲れる田の草取りには違いありません。

  それにしても、これでガンガン走行?すると、田の草は浮き上がる浮き上がる。面白いように浮き上がります。本日はスペアマシンもあるので、セットアップは完璧です。とはいえ、体力的にはひじょうにきつい。これでは、鈴鹿8時間を2人で完走できるだけの体力は皆無です。気が付けばオヤジですが、オートバイレースの世界でも、同じ世代のスーパーオヤジは凄すぎます。それにひきかえ僕はいったい・・・・・・
しかし、そのスーパーオヤジ軍団に近づくために、本日は鈴鹿への筋力トレーニングとして、汗だくになりなが、さらには泥水だらけになりながら、半分意識朦朧となっていました。
実はこの直後、ピット(どこのピットやねん!!)に戻る途中、ぐったりと引き上げる目の前に・・・・・ ニョロニョロ・ガサガサっと茶色と黒の縞模様が動くやありませんか!! 思わずひっくり返って田んぼの中に転倒し、リタイヤするかと思いました。蛇の野郎は暑いから、水泳気分なのでしょう。奴らにはさらにご飯も転がっているのです。ケロケロ・ライムグリーンのZXR?じゃなくて、カエルがご馳走です。 ビックリさせやがって!!

昭和のハイテクマシン 解説!?   マシンは昭和44年。ハンドリングは重く、タイトなコーナーはややアンダーステア。このマシンでスーパーラップをコンスタントに刻むには、1に体力 2に腕力 3に脚力 4になれ 5に・・・・ おいおい、結局肉体重労働意外の何者でもないやん!! それにしても、この昭和のハイテクマシンを使いこなした、昭和のオヤジの皆さんには脱毛やなくて、脱帽です。 田んぼの中で悪戦苦闘する、このマシンとほぼ同年代のライダーを、近所のじいさま達が懐かしそうな顔で眺めて行きます。しかし、その懐かしむ視線の奥底には「おい、そこの兄さん。そんなんじゃ草はとれねえぞ!!ヘタクソ。ケッ」っと、鋭い視線も放たれる気がしていました。
このマシンは、小学校5年生の頃に爺さんと一緒に使いました。かれこれ30年以上使わなかった計算です。夏休みには一生懸命やってました。あ~懐かしい。

ここで気分を変えて、涼しい一枚。
 風があると意外と肌寒いくらいになる場所。真夏は良いと思います。ボケっとストレス解消の場所に仲間入り。 さてさて、本日は疲労困憊で木曽にCBRとご対面する計画は中止。近日中にCBRとご対面する予定は変更なし。

そういえば、最近お気に入りのニューマシンのハンドリングにも徐々に慣れてきました。しかし、まだまだフロントまわりのチャタリングに悩まされる事もあり、思い切ったコーナーリングアプローチが出来ません。マシン特性をいかすと決まるのですが、まだまだアプローチには改善の余地あり。セッティングが決まれば、かなりの性能を発揮するマシンだと確信しています。さて、CBRとS、モンキーとAPEの隙間に素晴らしいマシンが来たものです!? いつの時代も、マシンが変わるとしばらくは大変ですね。




 
  


Posted by テンカライダー at 19:18Comments(0)いろいろ