2016年05月24日

雪代の中、テンカラ・・・?

29℃・・・しかし爽やか。風はいただけないけど・・・
 そもそも、水の量よりも色がいけない。透明度がました青い様な増水・・・雪代が入っているから、テンカラにはつらい。餌釣りだと、この川は流れのしたに側溝みたいな川底の溝があり、この筋に大型のヤマメがついている。これって、何度も通って減水した時に釣っている人はわかる溝ね。増水しても、この溝の中に餌を放り込めば、かなりの確率で25cm以上のヤマメが竿を絞る。雪代に乗って走るから、27くらいので十分スリリングな運動会になってしまう。郡上竿に0.2号の時は大運動会だったな~。ほぼ流れを受ける石の前で川底でキラッとくる目印はドカ~ん。
餌釣りでも、それに気が付かないとウグイのオンパレード。さらには小物が釣れたら丁寧に寄せなきゃ次はなし。今日の場合は、テンカラなのに数年前に尺連発した毛ばりを使用し、その溝を釣った・・・餌釣りか~みたいな。

 しかし、あまりに遅く出かけた自分ではこのサイズがアベレージ。せいぜい22cmサイズばかりなり。まいったな~。朝、ビニールハウスの破れ修理をしてから出かけたしな。と、言い訳。 それにしてもど芯シロ泡の下の溝のスジに、12号の重めの黒い毛ばりを流し込むと・・・・石の前でレベルラインが止まる。一気に走って竿が絞られる流・・・このサイズは本流テンカラにとってまるで問題無し。段々瀬の泡から体が出たと思ったら、ヤマメが抜けてくる。これって、郡上竿で郡上抜きする時には波から落としたタイミングで、アマゴは腰の魚籠に一直線!! これが楽しいのですが、そんな事を思い出しました。そうそう、流木の枝!これが足元に有ったので、どけようとして!! これを杖にしたら、さらに向こうの筋に入るな~と、即実践したら、ドライタイツやスリムウェーダーじゃなくてもある程度入れるし、川を渡るの楽だな~と持った次第です。その昔、杖にタモがついていたテンカラの名手がいたな~。右田さん??本もあるよな~などと、考えながらこれは良いと感心する事しきりでした。テンカラは工夫次第で楽しいもんですね。

 下流の本流筋は取水されているからか、安定して流れていました。最初からここにしたら・・・ と中途半端な午後1時。なんだか一番釣れない時間に、足跡たくさんのこの場所に入りました。やはり川底の筋を流さないと食いません。が、最大の失敗は合わせたらずっしりと竿が絞られたヤマメ。段々瀬を落ちたら水面下でぐるりと魚体を翻し・・・刹那、見事に毛鉤を持っていきました。食えないのにね~。ど芯でかけたヤマメ、タラればですが釣れていたら、このブログも大騒ぎなネタになっていただろうな~。さて、次回はきちんと朝から来てリベンジします。尺上本流ヤマメを手にしなきゃリベンジにはなりません。楽しみ~ヤマメはいるけど中々ね~。

  


Posted by テンカライダー at 22:06Comments(0)釣り