2015年09月15日

テンカライダー 上松で沈没

朝起きると曇り。今日はテンカラできるかな~?と、SRにテンカラ道具一式を載せ、上松までちょいツー気分でテンカラです。

 風もほとんどなく、オートバイで気分は爽快。しかし、予想以上に木曽路の風は冷たい。まあ、我慢できない程ではないので上松まで快走。奈良井宿付近では空は快晴に、鳥居峠はトンネル工事中。まあオートバイだとさほど気にしないで大丈夫でした。行しに見る渓流、もちろん木曽川本流も雨の後でまだまだ水は高く太い流れです。長い竿で大型のアマゴを狙うにはいいんでないかい??みたいな感じでした。


 上流に入るつもりでしたが、目安の取水ダムがオーバーフローしていた。と言う事は、かなり水は太い。餌ならまだしもテンカラでは・・・ ダム下はこんな時に良く釣れるのですが、今年は初と言う事で、いつも入っていた入川道が見えない。左岸は進入できなくしてある。こうなるとダメやん。と藪漕ぎも蜂におびえて退散。仕方なく、木曽本流出会い付近に入る事にしました。思えばこの川。昔、吉江釣具店にこの川で釣れた尺超えの見慣れぬアマゴ?ニジマス?みたいなマスの写真がありました。当時、名前が分からず、アマゴとイワナの交配?いやニジマス??などと、色々と話はめぐりました。ここではこのマスがいるのです。などと考えながら・・・ それはホウライマス。ニジマスの無斑。果たしてこの流れに騙され、一投目にはニジマス。ジャンプして食って走って運動会。すぐに「あちゃ~」となってしまった、ニジマスでした。その直後。明らかにアマゴ?いや、岩魚?の様な引きにしてはヤマメみたいな動きだ・・・と思いながら寄せてくる姿を見ると、25cmくらいのイワナにしては体高がある。と、すくって見たら側線に薄らと赤く婚姻色。あ~、ホウライマス!と、アマゴやないわ~と、即放流・・・ 昔吉江釣具店で見た写真そのまんま。形はニジマスよりもヤマメの銀毛みたい。引きもそんな感じでニジマスみたくジャンプはしませんでした。でも、引きは強く尺超えのアマゴと思っていた程です。残念ながら、この後ホウライマスを3尾かけて、やっとやっとのアマゴはその後。もっとも、ササッパアマゴは釣れますが・・・

 19cm程度のかわいいアマゴですが、とてもきれいなアマゴです。ところで、放流したニジマスなどは、大きな淵の底に群れているのも見つけました。アマゴはやはりそれと違ってシビア。そっと誘って一呼吸まって、またそっと誘って・・・一呼吸半でカツンと細かいあたり。糸に微妙な変化が出る前につい合わせてしまいました。当然この場合は早すぎてハリにはのりません。そう、合わせはゆっくりで良いんですね~。肝心な事を忘れてしまいましたね。 この後、上松から移動して見たものの・・・
増水の中でササッパアマゴを釣っただけで、少し早めに退散してしまいました。一粒で二度おいしいオマケみたいなテンカラを満喫。結果を一言で言うならば、小川沈没・・・byテンカライダーって感じです。


 



  


Posted by テンカライダー at 20:19Comments(0)釣り