2015年01月01日
2015年幕開け。雑誌を読んで考え事。
2015年が始まりました。本年も”テンカライダーが行く!!” よろしくお願いいたします。
1981年頃でしょうか、当時のオートバイブームが盛り上がりを見せる中、当然オートバイ雑誌の発刊も増えていました。オートバイ、モーターサイクリスト、モトライダー、ライダースクラブ、別冊モーターサイクリスト、それから2年ほどでサイクルワールド、サイクルサウンズ、ライディングスポーツ、バイカーズステーション等、多岐にわたりレース専門誌なども発刊されました。当時は今と異なりロードレースばかりでなく、モトクロスやトライアルも専門誌では同様に取り上げていました。特に、サイクルサウンズなどはTZの81年から83年の5F7という、排気デバイスが機械式のモデルのセッティングや、鈴鹿、筑波、菅生と言った当時の全日本選手権が開催されていたコースでのセットアップなど、詳しく特集されていました。マシンもTZ125、250とRS125(まだRS250は無※)・・・※RS250というRSCのロードレーサーは有りましたが、モトクロッサーに空冷単単気筒で全日本ではほとんど見なかった・・・ が市販レーサークラスではほぼワンメイクに近い時代でした。この時代当然ロードレース人気がヒートアップ。市販車をベースとした4時間耐久は最高の盛り上がりを見せる様になりました。当然、これをメディアが取り上げないわけがありません。話は飛ぶ・・・モトライダーの別冊として当初”モトライチャンプ”という雑誌が創刊されました。雑誌のターゲットはずばり高校生。(表紙に北原さわこさんがCBX400Fと共に、このグループ3名が出ていたのが印象的です。) 誌面も色々な情報と共に、自分でメンテナンスするマンガが連載されました。”軒下零・・・”この写真はその集大成と言えるイトシンのバイク整備テク。まさに、当時から連載された内容。この軒下零は後に先の4時間耐久にもチームを結成して出場しました。ほかにはモンキーもパッソルも・・・当時は当たり前の様にこれが自分の整備マニュアルとなりました。
バイカーズステーションの連載に、”ケンツ見聞録”と言うコーナーがあります。この中の行に「高校生の手に入れるオートバイ・・・お金を出して修理してもらう余裕などなかったから。」など、当時の高校生でオートバイに乗り始めたら少なからず通る道の事があった。自分のクラスにも自分ともう一人、そんなことばっかりやっている幼なじみもいたのです。やがて自分で覚えた軒下零伝授の技術力で、彼はスズキのRGで自分はモンキーやRZなどのチューニングに目ざめました。ポンコツオートバイを集めては動かしたり、部品取りにしていた時代でした。彼も自分も高校卒業と同時に、自動車専門課程に進学したのです。
さて、先の行のことやイトシンさんの本など、今の高校生が簡単に出来ない事を普通にやっていたなと、あらためて時代の移り変わりを感じました。簡単にオートバイも手を出せない時代であり、メカになっているのです。と、つらつらと思い立った事を書いてはいますが・・・
今の高校生も可能ならばメカに興味を持ち、オートバイに許される範囲で良いから乗ってみてほしいものです。きっと何か気が付く事もあるでしょう。決まったレールの上を走る乗り物ではないから楽しいと思います。自己責任と危険との隣り合わせ。不思議と年末に読んだ本の感想は同じ様な感想となりました。今年もさらにオートバイ業界が盛り上がり、さらに釣り業界も盛り上がり、電子ではない紙の雑誌が沢山売れると良いなと、夢を見る新年の始まりです。 さて、この後は零戦つくりとネット碁でもして元日を楽しみ、明日のSR整備に備えようかと思います。今年もよろしくお願いします。

バイカーズステーションの連載に、”ケンツ見聞録”と言うコーナーがあります。この中の行に「高校生の手に入れるオートバイ・・・お金を出して修理してもらう余裕などなかったから。」など、当時の高校生でオートバイに乗り始めたら少なからず通る道の事があった。自分のクラスにも自分ともう一人、そんなことばっかりやっている幼なじみもいたのです。やがて自分で覚えた軒下零伝授の技術力で、彼はスズキのRGで自分はモンキーやRZなどのチューニングに目ざめました。ポンコツオートバイを集めては動かしたり、部品取りにしていた時代でした。彼も自分も高校卒業と同時に、自動車専門課程に進学したのです。
さて、先の行のことやイトシンさんの本など、今の高校生が簡単に出来ない事を普通にやっていたなと、あらためて時代の移り変わりを感じました。簡単にオートバイも手を出せない時代であり、メカになっているのです。と、つらつらと思い立った事を書いてはいますが・・・
今の高校生も可能ならばメカに興味を持ち、オートバイに許される範囲で良いから乗ってみてほしいものです。きっと何か気が付く事もあるでしょう。決まったレールの上を走る乗り物ではないから楽しいと思います。自己責任と危険との隣り合わせ。不思議と年末に読んだ本の感想は同じ様な感想となりました。今年もさらにオートバイ業界が盛り上がり、さらに釣り業界も盛り上がり、電子ではない紙の雑誌が沢山売れると良いなと、夢を見る新年の始まりです。 さて、この後は零戦つくりとネット碁でもして元日を楽しみ、明日のSR整備に備えようかと思います。今年もよろしくお願いします。