今日のテンカラ。鮎師とのバトル!?
朝の時代劇専門チャンネルを見ていた時・・・
婆さん(母だけど)が、川魚を食べたい=スーパーでニジマスを買ってくると言い出した。ここで素直じゃないバカ息子は「ば婆ァ~。俺に対する挑戦か!」と親不孝なバカ息子が言い返し。そんなのアマゴにはかなうわけないと、さらに暴言の上塗りをした。そして、心の隅で・・・・「たまには親孝行と言うことで」と、婆さんにアマゴを食べてもらうために、テンカラ道具を持ってのこのこと出かけたのです。
結果、川には鮎釣りのお父さんたちがわんさか。県外ナンバーもおるがね~。渓流でもここまでにぎわう事無いゎ~。とぶつくさひとり言。で、結局チャラ瀬狙いでテンカラ開始。 数年ぶりにかご七さんの郡上魚籠を腰につけた。数年前に交換した真田紐が色褪せしていない。それだけ、魚籠を使わなかったってことです。
今日は釣って楽しむとか、どんなパターンかとかを吟味したり、写真を撮る場合ではありません。釣れなかったから仕方ないはだめ。自分のノルマは、20cm弱のアマゴを5匹か6匹持ち帰る事。時間は2時間弱。と言うことで、釣れないといけないから、餌釣りの用意もしていたのですが、結局はテンカラ。本当は餌釣りの感覚が鈍らないようにとも思ったのですが、やはりテンカラで数と型をそろえてこそ意味がある。果たして思惑通りに5匹だけ魚籠に入れて、終わりにさばいてクーラーボックスで冷やして持参しました。
ポイントは鮎釣りのお父さんたちが入っているので、川に入りにくいところに行きました。が、テンカラ釣りの人が1名。でも、ここしかないのでテンカラ開始となりました。
出るポイントはチャラ。こんな場所?ってところでアマゴが食ってきます。ほぼ1投目で反応。しかし、鮎の影響で反応する場所はやや偏在。おおむねチャラ。餌釣りは無理な流れできれいなアマゴが出ます。よさそうなポイントには鮎が群れており、アマゴは出ませんし見えません。
こんなよさそうな流れは・・・出ません。って言うか、ずっと20年思い続けた事があります。気のせいかもしれませんが・・・ この場所は、ほとんど釣れたことが無いポイントです。クルミの木の下で釣った事がありません。クルミは魚を獲るために利用するのは知っていますが、やはりそんな威力があるから、その直下にアマゴは着いていないのでしょうかね?とにかく、自分はクルミの木の下では釣れた事がありません。釣れていてもおそらく20年で1匹か2匹でしょう。それくらいクルミの木があると意識してしまいます。今日もこの少し下のポイントはアマゴが連続ヒット。クルミの下は全くだめ。で、そのすぐ上からヒットヒット。婆さんに食べてもらうアマゴをノルマ達成したテンカラでした。・・・そして、帰宅後にオートバイで出かけてたのですが、戻って台所に行くと・・・・
農作業から戻り、遅い昼食を食べいた婆さん。台所は香ばしい香り。「川魚美味かったぞ」の一言が。すでに2匹食した婆さんにビックリ。まあ、新鮮なうちが美味いからよしとしましょう。なんて親孝行のテンカラだ事・・・!? 釣りに行く口実に利用できるぞ!?と、腹黒いバカ息子。
情けない・・・
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