城跡

テンカライダー

2010年06月13日 19:24

戦国時代、武田家が統治した時代の遺構。


遺構の整備の為早朝から草刈りをした。流石に規模が大きいが50人弱がいっせいにはじめれば、一気に作業は進んでいきました。不安だった天気も良かったし、暑すぎないから作業ははかどる。
この大規模な遺構全ては出来ないものの、メインの遺構は雄姿を現したのでした。写真は大手門と東門につながる空堀。この斜面は写真で見るよりも急なのです。じつはこの正反対の斜面など、道路公団のように体をロープで支えながら作業しないと、そのままではすぐに転がり落ちるほどの土塁なのです。ぜひ、興味のある歴史ファンは見に来てくださいね。


主郭・・・まあ本丸という感じか。この広さとこの景色は最高です。以前は畑になっていたのですが、最近は城跡保存の機運が盛り上がり、農作物は作っていないのです。だから、この地区にある歴史保存会が関係各方面に呼びかけて、年に数回手入れをしています。桜が見物になるのはまだ先の事ですが、反面貴重な土塁を傷めないかと心配もあり、やや複雑な気持ちもあります。ただ、このような遺構をみなさんで保存することは、とても素晴らしいと思います。


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