中央構造線 露頭
2010年のFIモデルSRは、外見をSR400SPもどきにしていますが、グリップをホンダのグリップに・・・
いわゆるロッシグリップと言われた事がありましたね。それのマネをしてもました。フロントのイニシャルアジャスターと共に、楽しい時間。
走りの確認と、グリップの効果を確かめました。
中央の黒っぽい断層破砕帯をはさみ、右が結晶片岩などの南西日本外帯で、左は鹿塩マイロナイトや珪長質貫入岩の内帯の地層です。これを見るため?では・・・無いですが、杖突から美和ダム方面に中央構造線を貫き、SRの走行テスト。断層の勉強と見学及び、SRの確認で一石二鳥。SRはフロントのイニシャルを少し抜くか迷っていますが、これは次回。ほぼ決まってはいます。少し内側に荷重を落とすと見事に曲がるし、峠ではフロントの減衰不足からくる振れは収まり、曲がるスピードも安定感も見事に変化しました。これまでのコストを考えれば上出来です。グリップは中々どうして、握りやすくて手に微振動は来なくなりました。バーエンドの効果かも?と思い、次回はレーシングマシンに使う、硬質ナイロンのバーエンドも試してみます。しかしSRは面白いオートバイですね~。
溝口露頭から眺めると、⇒部分が見事な中央構造線のえぐれなのですが、断層の真上にまたぐ様に造られたダムは、ここだけでしょうね? すごいな~。昔の写真では、ここは広い河原で田んぼがあったようです。杖突を抜けた構造線は、諏訪湖で見事にずれて、早出神社の横河川にそって関東に抜けています。中央構造線が、糸静構造線でずらされたその場所です。
南は分杭峠から見事な谷をつくって、大鹿村を抜けて青崩に抜けて、九州までの構造線。長野県中信地方に住んでいると、いろいろと観察で来て良いものだと思う次第。その昔、筑波も鈴鹿も、富士も・・・サーキットは遠いのですが、どこにも平均して行ける場所とも思いました。
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