81年からのTZ
何となく見ていた某サイトで、こんなものを見つけました。
通称5F7 楽器屋の250専用設計になったモデルです。前年までの350ccクラス廃止に伴い、機械式の排気デバイスを装備した、ノービスから世界まで。夢をかけた250ccロードレース用コンペマシン。今でいうプロトマシン。これはエンジンをふかすと、シリンダーの横のカムがくるくる回って、回転にあわせてロッドが上下。排気タイミングを変えていました。このあとの49Ⅴで電子式のYPVSにかわり、クランクケースリードになったのが85年の59Wとなります。そしてこの翌年はアルミデルタボックスフレームにこのエンジンが載せられ、86TZが発売になりました。確か87年まではこのタイプ。88年はこれがなんと、後方排気となり性能は向上したものの、雨のセットが大変になったマシンだと記憶しています。市販車であれば、RZからRZRそしてTZRとなりますね。自分はなんと3MAと言われる、後方排気TZRに乗っていた事があります。ツーリングでは苦労しましたし、峠でも曲がらないな~などと、自分の腕を棚に上げ、マシンが・・・などと言っていた記憶があります。しかし、これはこれで楽しかった。と、思い出はこれくらいで、このTZはレーシングコンディション。即、旧車レースにエントリー可能らしいですね。欲しいな、高校時代の夢のマシン。あらためて、欲しいといえば、RC30、HP2、このあたりが筆頭。そんなわけで、思い出の5F7を見つけ、大騒ぎしたのでした。 まじかっこ良い~。
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